hnwの日記

PHPへのバグ報告の手順

shimookaさんの先日のエントリ「bugs.php.netへのバグレポート」には同感です。「そうそう、みんなもっと気楽にバグ報告すべきだよね」とうなずきながら読みました。一方で、自分も最初にバグ報告したときは手順がよくわからなくて面倒だな、と感じたのを思いだしました。


そこで、「バグ報告はこうすればできるよ!」という手順をまとめてみました。これを見れば誰でもバグレポできる気がしてきませんか?

  • バグ報告に必要な、必要最低限にシンプルなコードを用意
  • http://bugs.php.net/report.php へアクセス、適当に空欄を埋める
    • 「Type of bug」を選ぶのが少し面倒ですが、不適切なら中の人が直してくれます。たぶん。
    • 「Summary」はバグの題名になるので、少しだけ悩みましょう。タイトル重要。これも不適切なら中の人が直してくれますけどね。
    • 「Reproduce code」に用意したコードを貼る。
    • 「Expected result」にバグが無いときの理想的結果を貼る。
    • 「Actual result」にバグのある実行結果を貼る。
  • 送信。誰かがレスをつけてくれたらメールが来るので、しばらく忘れましょう。
  • あさってな方向のレスが来ることもあります。適当な英語で反論しましょう。
    • 英語が苦手な人は、反論もコードで書けばいいと思います。


偉そうなことを書いてみましたが、実は僕も1回しかバグ報告したことがありません。僕の初バグレポは http://bugs.php.net/bug.php?id=45712 です。「PHP5.3 alpha1で、NaNに関する==の挙動が変わってるよ!ソースコードは見てないから修正箇所は知らないけど!」という、どうでも良い場所に関して投げっぱなしのバグレポですけど、ちゃんと修正してくれました。ありがとう、中の人。


また、Japanizeをインストールすればbugs.php.netが少しだけ日本語化されますので、気楽にバグ報告できそうです。バグ報告サイトの敷居を低くするのって重要なことですよね。翻訳者の方とJapanizeに感謝です。