先日、10/29に開催された「第180回PHP勉強会」にてLT発表をさせてもらいました。
なんと、私のPHP勉強会での発表は10年ぶりでした(前回は第94回だったようです)。最近はPHPを直接書く機会は減ってしまいましたが、私にとっても思い入れのある勉強会で、久々に参加できて良かったです。
当日は「業務でAIを使いたい話」というテーマで、AIコーディング支援の理想と現実、そしてAIの能力を引き出すための環境整備についてお話しさせていただきました。
AI活用の実態:アンケート結果「導入9割」vs「活用1割」
当日、会場の参加者の皆さんに簡単なアンケートを実施しました。正確な数字ではないですが、私のパッと見の印象では次のような結果でした。
- Q1: 会社で有償のAIを導入してますか? → はい:9割
- Q2: 業務のコード、AIに書かせてますか? → はい:4割
- Q2b: 9割方AIに書かせてます? → はい:1割
「有償AIの導入率」は9割と非常に高い一方で、そのうち「業務コードの9割をAIに書かせている」と回答したのはわずか1割でした。プロトタイピングや使い捨てのコード作成にAIを活用できていても、業務コードへの適用はまだこれから、という方が多数派と考えて良さそうです。
これに対してどう立ち向かっていくべきかというお話をさせてもらいました。発表資料は下記です。
活用が進んでいる会社の話も聞けた
勉強会では、参加者の方々からリアルなAI活用事例も聞くことができました。
といった声が印象的でした。
私自身、AI適性の観点でPHPはNode.jsやPythonに比べて一歩劣る印象を持っていましたが、今回の勉強会を通じて、言語の適性以上に「AIフレンドリーな環境整備」の方が、AI活用の成否に大きく効くのではないかと感じました。勉強会に参加すると生きた話が聞けるのが本当に良いですね。
おわりに
それにしても、PHP勉強会って20年続いてる勉強会なんですよね。これは本当にすごいことだと思いますし、これまでバトンをつないできてくださった運営スタッフの方々には感謝しかありません。
また、勉強会に行くと尖った発表が聞けるのも本当に楽しいですね。私は@nsfisisさんの発表「浮動小数点数の半開区間で一点を指定する」が聞きたくて参加を決めたところもあるのですが、期待以上の内容でした。浮動小数点数のビットパターンが上手い設計になっていてnextUpとnextDownの実装が比較的簡単(要約)という話を発表後に聞けて、とても興味深かったです。
また昔のように勉強会に参加したいな、と思える機会でした。スタッフの皆さま、参加者の皆さま、ありがとうございました!