hnwの日記

一部のCommand+?だけをMeta+?として使うKeyRemap4MacBookパッチ


2008/12/19追記:この記事のパッチには問題がありましたので、修正しました。「Emacs使いが幸せにiTermとTerminal.appを使う方法」を合わせてご覧ください。


先日、アルミになった新MacBookを買いました。やはり新しいマシンはウキウキしますね。僕は今までTigerで耐えてきたので、これが初Leopardです。LeopardのTerminal.appは十分使い物になると聞いていたので、早速試してみることにしました。


ところで、僕はCommandキー(日本語キーボードなら英数キー)がMetaの意味になる端末エミュレータでないとストレスで死んでしまうのですが、これは標準のTerminal.appの機能では実現できません。僕の実現したい環境は次の通りです。

Terminal.app以外
CommandキーはCommandキーとして利用したい。
Terminal.app
Command+FなどはOption+Fにして、シェルにMetaとして渡したい(シェル上で1単語分カーソルを進める)。でも、Command+V(ペースト)やCommand+T(新規タブ作成)など、Terminal.appの機能はそのまま使いたい。


補足しておきますと、多くのシェルではMeta+B,Meta+Fで単語1個分カーソルを前後に移動するといったEmacs風の操作が可能で、シェル上での作業を効率化できます。僕はこれに依存しきっており、使えないとイライラするというわけです。(参考記事:「シェルの操作にAltキーを使おう」)


このわがままを実現する方法ですが、僕はキー割当変更ソフトKeyRemap4MacBookにパッチを当てて解決しました。このパッチはTerminal.appだけでなく、iTermに対しても有効です。

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