hnwの日記

Haskellのカッコいいところを紹介してみる

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。


唐突ですが、Haskellを少しやってみたので、その感想を書いてみます。


僕は正月休みにHaskellProject Eulerに挑戦していました。これは、数学っぽい問題をプログラムを書いて解いていくサイトです。数学は再帰的な定義が多いため関数型言語が向いているだろうと考え、ほぼ未経験のHaskellを試してみました。


解けそうな問題から50問解いてみましたが、随分スラスラ書けるようになってきた気がします。また、書いていると不思議と気持ちがいい言語だという印象を受けました。気持ちよさは複合的なものだと思いますが、その要因になっていそうな特徴を紹介してみます。

数学や英語の知識で「読める」表現が多い

いきなり印象論なんですが、Haskellのコードは初見でもそこそこ読める気がします。中の人が読みやすさを大事にしているためだろうと想像しています。


例えば、Haskellでは2引数関数をバッククォートで囲むことで、中置することができます。mod関数について言うと、次の2つは同じ結果になります。

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