MacOSXのインストール直後にシステム環境設定でやるべきことリスト
先日、古いMacBookにSnow Leopardをクリーンインストールしました。その際、以前Leopardをインストールする時にメモしておいた「システム環境設定」の作業リストが役に立ったので公開します。
ややマニアックな設定も含まれていますので、取捨選択してお使いください。他に「これもオススメ!」という設定があれば教えてください。
「共有」「コンピュータ名」のマシン名を変更
「山田太郎のMacBook」みたいなキモい名前になっているので、ホスト名っぽい名前に変更しましょう。
何台かマシンを所有している場合は植物や鉱石といった無生物の名前で統一するのが個人的にはオススメです。
「共有」「コンピュータ名」「編集」でローカルホスト名を変更
「yamada-taro-no-macbook.local」みたいなキモい名前になっているので「ホスト名.local」に変更しましょう。
あまり知られていませんが、これはBonjourでのホスト名で、同一ネットワーク内のBonjourを理解するマシンであれば名前解決ができます。つまり、Mac同士なら「ssh macbook1.local」のようなことができます。
「共有」で「リモートログイン」にチェック
外部からsshdでログインしたい場合は必要です。特定ユーザーのみログイン可にしておいた方がセキュリティ的に幾分マシかもしれません。
「ディスプレイ」で「メニューバーにディスプレイを表示」にチェック
頻繁にプレゼンテーションをする人にオススメです。プロジェクタにうまく映らないときなど、ディスプレイの設定を素早く変更できるので焦らずに済みます。
「ネットワーク」で「メニューバーにモデムの状況を表示」にチェック
イー・モバイルなどで頻繁にダイヤルアップ接続する人にオススメです。2クリックでインターネットに接続できるようになります。
「省エネルギー」で「ディスプレイのスリープ」の時間を変更
僕は標準だと長すぎると思うので、3分くらいにします。
「省エネルギー」「電源アダプタ」で「Ethernetネットワークアクセスによってスリープ解除」にチェック
Wake On Lanを使いたい場合に必要です。リモートからMacと同一ネットワークのサーバにログインして、スリープ中のMacを叩き起こすことが可能になります。この際、Macはイーサネットケーブルでネットワーク接続している必要があります。
「セキュリティ」で「スリープの後、またはスクリーンセーバが開始した後、すぐにパスワードを要求」
離席時に誰かに操作されるとキモいので必ずパスワードを要求します。
「キーボード」「キーボードショートカット」「Spotlight」「Spotlight検索フィールドを表示する」のチェックを外す
デフォルトではCtrl+Spaceに割り当てられているので、Emacs使いなら変更するか無効にするかが必須だと思います。
「キーボード」「F1、F2 などのすべてのキーを標準のファンクションキーとして使用」をチェック
デフォルトでは、F1キーだけを押すと画面を1レベル暗くする機能が動きます。F1をファンクションキーとして使うにはFn+F1のようにタイプする必要があります。この動作を逆にし、Fn+F1を画面の明るさ調節、F1をファンクションキーの意味にします。
「アカウント」「ログイン項目」に自動起動させたいアプリを登録
Twitterクライアントなどを登録すると便利だと思います。これはインストール直後にやるというよりは、使いながらメンテし続ける感じですね。
「アカウント」「ログインオプション」「自動ログイン」を「切」に
電源オンで勝手にログインするとかキモいと思います。
「言語とテキスト」「入力ソース」「入力ソースのオプション」を「書類ごとに異なるものを使用」に
普通はどちらでもさほど困らないと思いますが、例えばQuicksilverを利用する場合は必須だと思います。この設定をした上で、Quicksilverの設定「Show icon in dock」をチェックすれば、Quicksilverに日本語を打ち込んでイライラする率が下がります。
Leopardを利用している場合はInputSwitcherを利用すれば少し幸せになれます。でも、そろそろLeopardを捨てた方がいいと思います。
「日付と時刻」で「日付と時刻を自動的に設定」にチェック
NTPで時刻合わせをする設定です。Snow Leopardでは最初からチェックされています。
「デスクトップとスクリーンセーバ」「スクリーンセーバ」「ホットコーナー」の設定
画面右上に「スクリーンセーバーを開始する」を設定。実用にならないと想像していましたが、意外にも狙ったときしか起動しないのでオススメです。